梅田邦夫駐ベトナム日本国特命全権大使がベトナムでの大使任期を終了したことを受け、ベトナム友好組織連合(VUFO)は、2020年3月20日ハノイで大使へのメダル授与、大使ご夫妻への送別会を開催しました。
会合には、ベトナム友好組織連合議長、グエン・フー・ビン日越友好協会副会長/元駐日ベトナム特命全権大使、ゴ・ミン・トゥイ日越友好協会副会長/ベトナム元日本留学生協会(VAJA)会長が出席しました。
グエン・フオン・ガ議長は、同連合を代表し、梅田邦夫大使さまに連合の最も高貴である「国間の平和及び友好への貢献」のメダルを贈呈しました。大使がベトナムと日本の戦略的パートナーシップの発展に貢献し、人民外交をはじめとするあらゆる分野におけるベトナムと日本との協力の促進に貢献したことを高評し、感謝の意を表しました。また、大使が連合と協会共催の平和と友好活動やベトナム日本友好協会とベトナム元日本留学生協会の活動に対し緊密に連携をし、支援をしてくれたことについて、謝意を示しました。
ベトナム元日本留学生協会(VAJA)を代表し、ゴ・ミン・トゥイ会長はVAJAからの記念品を大使ご夫妻に贈呈し、VAJAに対する大使ご夫妻のご高配ご支援に感謝の意を表しました 。

会合におけるスピーチの中で、梅田邦夫大使は、友好連合から高貴な賞を授与されたことに敬意を表し、ベトナムの友人からの温かい友情に感謝すると述べました。大使は、ベトナム友好組織連合、ベトナム日本友好協会、ベトナム元日本留学生協会の活動についても高く評価しました。さらに、本国に帰国した後、自分の立場に関わらず、ベトナムと日本との友好と良好な協力の強化と発展に貢献するためにあらゆる努力を続けることを表明しました。また、ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の流行防止と抑制対策の遂行を高く評価しました。大使は、現在勉強や就労の目的で日本に在住するベトナム人の数は約37万人で、ベトナム在住の日本人の数は約2万6千人であると伝えました。感染症の流行が早く沈静化し、世界の人々、特に日本とベトナムの人々の活動が元に戻ることを望み、流行によって引き起こされた損失が日本在住のベトナム人に与える影響が最小限に抑えられることを真剣に願っているとも語りました。
梅田邦夫大使は、2016年11月から駐ベトナム日本国特命全権大使を務めています。過去3年5ヶ月間で、大使はベトナムと日本とのあらゆる分野における協力関係の深化に多大な貢献をしてきました。大使はまた、ベトナムにおいて日本語教育と学生の活動、特にベトナム元日本留学生協会の活動にも強い関心を持っています。大使ご夫妻はしばしば元留学生と接触を取り、VAJAのほとんど全ての主要活動に出席し、VAJAの執行委員会に様々な配慮をしてくれました。大使の任期の終わりに、COVID-19の流行状況が悪化したため、VAJAと多くの関係機関は大使への送別会を開催することができず、大使に直接にお礼を申し上げることができないのが大変残念なことです。梅田邦夫大使のご夫妻とその関係者の方々がベトナムの在職中にVAJAにご支援ご尽力くださったことこと、重ねて深く感謝します。

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