「五月には赤い鳳凰木の花がいっぱいです…」。5月にはまた、研究と勉強をすることでキャリアを追求している人、あるいは生徒と学生のエキサイティングな日々について回想している人々にとって、激しい感情の月でもあります。
日本でのベトナム留学生のコミュニティにとって、この2021年五月は大きな意味を持ち、特別な感情をもたらします。今年の五月に、ベトナム元日本留学生協会は20周年を迎え、発展及びベトナムと日本との間の友情の架け橋を築く道に大きな一歩を踏み出すことをマークします。
2001年5月10日に、ベトナム・日本友好協会会長による第12/QD VN-NB決定に基づ き、ベトナム元日本留学生協会が設立され、2001年5月19日に協会の発足式が行われま した。本会は、ベトナム・日本友好協会の会員組織であり、その英語名は「Vietnam Association of Japan Alumni」、略してVAJAで、日本語名は「ベトナム元日本 留学生 協会」です。本会の誕生は、有志かつ完全に自発的に活動する典型的な元学生の長く熱心な運動の結果でした。ベトナム元日本留学生協会は、ベトナム・日本友好協会の会員組織として、同窓生コミュニティをつなぐ組織であるだけでなく、その自身もベトナム・日本友好協会の活動を拡大・強化に貢献する重要な責任を負って、党と国家のガイドラインに従って人々の外交の活動に貢献しています。
また、本会の活動は、特に本会の会員や全般的なベトナムの若者に対し、ますます実践的になり、多くの利益をもたらしています。過去20年間で、本会は日本にJUNIOR交換プログラムに参加する 70名近くの高校生を、短期間の交流に参加する数十人の 学生を派遣したり、日本政府の奨学金プログラムの下で勉強するために、30人以上の大学院生と研究生を選んで日本に紹介したり、東芝国際交流財団研究助成金を受けて、ポスドク研究プログラムの下で勉強するために、元留学生である20人近くの若い博士を選んで日本に紹介したりしていました。本会はまた、数十人の日本人学生がベトナムでのホームステイし、文化交換するのを歓迎しました。本会が主催する数十の会議、セミナー、展示会などは、本会会員が日本や東南アジア諸国との文化的あるいは専門的な交流関係を維持するのに役立ち、ベトナムの若者が日本の国と日本の教育についてもっと知るのにも役立ちます。日本政府とベトナム政府の機関が、本会が重要なプログラム、イベント、活動を主催するのをますます信頼し、委託することは喜ばしいことです。さらに、多くの企業や組織が本会のパートナーになりました、あるいはなることと望んでいます。そして、私たちは本会を信頼している機関、企業、組織を失望させなく、常にその仕事をうまく完了することもとても誇りに思っています。
(VAJAが6年間継続的に共催)
本会が今日成長し、効果的に運営されるためには、両国の政府機関、すなわち外務中央委員会、ベトナム外務省、教育訓練省、ベトナム各国友好組織連合会、ベトナム日本友好協会、在ベトナム日本国大使館、日本外務省、日本文部科学省、国際交流基金、独立行政法人日本学生支援機構および他の多くの機関、組織等からの大きな注目のおかげさまです。
本会の設立当初、第1任期(2001〜 2004年)の実行委員会は、元留学生の第1世代の 代表者を13人のみ集めていました。会員数もかなり限られており、主に北部で約120人でした。 第2任期(2024〜2007)、第3任期(2007〜2010)、 第4任期(2010 〜 2013)においても、実行委員会のメンバー数は14〜17人と徐々に増加しました。会員数も、第2任期終了時の400名から第4任期終了時の950名へと徐々に増加しました。日本からの元留学生数の増加に伴い、クラブの期間にわたって行われた活動の評判と結果に伴う活動の種類の増加とともに、第5任期(2013〜2016)、第6任期(2016〜2019)の会員数は、第5任期の終わりの1200人から第6任期の終わりの1850人に急速に増加しました。2019~2024の任期の 第7回 議会において、元留学生の数並びに協会 の 開発要件の現実および会員数を広げる活動の能力に基づいて、任期末までに部員数を 2200人以上に達成するために、追加の入会を目指して努力する決議されました。作業を強化する必要があるため、執行委員会のメンバーの数も、第5任期の35人から第7任期の37人に調整されました。執行委員会の構成は、始めの任期で中部および南部地域の代表者の非常に限られた数から、現在までに、ホーチミン、フエ、ダナン、カントー、タイグエンなどの全国の地方による元留学生グループを代表するメンバーの適切な数の参加を備えています。また、福岡大学、九州大学、半田井、新潟など、日本の大学のそれぞれの元留学生クラブの代表者もい ます。同時に、実行委員会 の構成には、日本で訓練を受けた多くの重要な職業の代表者も含まれています。
組織と運用の段階的な成長、永続性の20年間の過程で、協会(VAJA)は、機能 的な 役割を果たすことに積極的に取り組んできて、段階的に、国際関係と交流において重要な役割を引き受け、促進してから文化、教育、経済および社会における国際協力活動を促進し、進めています。それにより、引き続き人材育成活動に、人々の外交の構築に、ベトナムと日本の友好関係を強化することに貢献していきます。
VAJAは日本の機関から大きな注目とサポートを受けました。 ベトナムを訪問する日本 の政治家代表団は、執行委員会の代表者や協会のメンバーとの連絡、交流に時間を費やすことがよくあります。最も印象的な思い出は、VAJAの14人のメンバーが日本天皇および皇后両陛下が2017年春にベトナムをご訪問をしたのをウェルカムのグループに招待されることでした。
各期間における駐ベトナム日本国特命全権大使さまは、VAJA理事会やメンバーとの話し合い、会合、交流にさまざまな時間を費やしました。
国際機関の活動に参加する日本の元留学生の役割については、VAJAの資格は、2001年にフィリピンでの開催された第14回ASCOJA議会での日本ASEAN同窓会評議会(ASCOJA)のオブザーバーメンバーから、その継続的かつ効果的な活動によりVAJAがASCOJA評議会によって検討するよう提案され、2007年の第17回議会以来ASCOJAの公式メンバーになることに変更されました。2008年から2019年までの次のASCOJA議会で、VAJAは、東南アジア諸国で毎年開催されるASCOJA議会とASJA-ASCOJAシンポジウムに全面的 かつ積極的 に出 席するための代表団を派遣していました。同時にそれ以来、VAJAの会長は、在 ASCO JA VAJAの代表者であり、日本外務省所属アスジャ・インターナショナルの理事の一人 で もあります。その結果、2007年以来、VAJAは、毎年恒例のASJA / MEXT奨学金 プログラムの下における日本に修士号と博士号を取得するための候補者の検討と派遣に積極的に関与しています。
2008年以来、VAJAは、日本において交流し、勉強したいという資格と願望を持っている典型的な生徒、学生、元留学生が日本へ交流、勉強をつなぎ、紹介する活動を積極的に行っていました。これまで、何百人もの生徒、学生、博士課程の研究生が日本政府による後援するプログラムの下で、日本で交流し、勉強し、研究する機会を得るのを手伝ってきました。VAJAは、学生や博士課程の研究生の紹介、指名、推薦の内容にとどまらず、日本文部科学省所属日本学生支援機構(JASSO)と協力して、毎年恒例の「Study in Japan Fair」という日本教育的セミナーを成功裏に開催したことがあり ます。そのハノイとホーチミン市で開催されたセミナーは、何千ベトナム人もの学生と日本への留学の夢との架け橋としての役割を果たしています。VAJAの主導により、2015年から毎年に東南アジア諸国でそれぞれの国の同窓会が日本外務省の支援を受けてシンポジウムを開催するものとし、そのうちVAJAは第1回「東南アジアと日本との教育に関する国際会議 」(JASE)という シンポジウムを、2018年に第2回JASE シン ポジウムを 開催して頂きの名誉でした。
VAJAは、その役割と評判により、ASEANの45周年同時にASCOJAの35周年に、ハノイで2012年度ASCOJA会議を成功裏に開催しました。VAJAはまた、2013年9月6日から9日までのASEANと日本との40年間の関係同時にベトナムと日本との外交関係の40年間を迎える機会に開催された第20回ASCOJA議会の議長を務めてきました。
生徒、学生、博士課程の研究生が日本への見学やレーニングコースを参加することを選抜して紹介する定期的な活動に加えて、多くの日本の教育訓練当局の計画に従って、毎年VAJAはまた、数百人の学生を対象としたインターンシップのプログラムの実施における協力協定への参加する活動を拡大していました。東芝国際交流財団に参加して、2015年から2019年までの5年間で20人の博士号を取得する若いベトナム人研究者のための研究奨学金プログラムを実施していました。2018年以降、VAJAは日本大使館によって毎年高校生が掛橋プログラム(日本に6~10ヶ月勉強)やJENESYSプログラムに参加することを紹介する中心として指名されています。
数年にもわたるジュニアプログラム学生の交換代表団のいくつかの写真
上記のような国際的な教育、訓練、文化的や社会的交流に参加する活動にとどまらず VAJAはまた、日本大使館、在ベトナムの日本の多くの経済的、文化的、教育機関との外交活動を常時に重視しており、特に日本の教授や大学との関係を維持しています。適切な機会に交流会を開催したり、日本への留学する学生の送別式に参加したり、定期的にその活動の関連内容を交換しています。特に、ベトナムと日本との外交関係樹立35周年、40周年、45周年機会、日本建国記念日には、VAJAは常に両国の組織と人々の友情を深めるための適切な活動を積極的に開催していました。
VAJAの実行委員会 は、次の通りを深く認識しています。ベトナム日本両国間の友好 関係は50年近くの開発プロセスを持ち、両国民に利益をもたらす非常に良好な開発軌道に乗っているという条件の下で 、過去20年間でVAJAの役割と機能は段階的に進歩を 表現して、力強い進歩を遂げております。したがって、VAJAは、人材育成、人民の外交分野、ベトナム日本との友好関係の強化に貢献する上で、より良い役割を果たす必要があることを完全に信じております。
この機会には、過去20年間にその職務と役割を遂行してきたの誇りに思う成果になると、協会を支援し、助けるすべての機関や組織に心から誠にもってありがとうございました。また、協会の立ち上げ、主導し、構築する、その活動の初めの一歩を作成する先輩にも感謝の意を表しています。過去20年間において、先輩の皆さまは常に次世代の指導者のそばに立ち、協会がこれまで継続的な成功を果たすよう支援してきました。最後に、協会の活動を常に支援し、熱心に参加し、すべての期間を通してVAJA理事会を時々信じてきた協会のすべてのメンバーに感謝します。今後もVAJAの活動にご参加いただき、協会の成長を図り、国際的な友人、特に日本と東南アジア諸国に、ベトナムやベトナム人々のイメージを広めることに貢献していただきたいと思います。
皆様、ご家族 の皆様ご健康で、幸せで、ご成功をお祈り申し上げます。
HaNoi, 2021/05/19
VAJA