バンコクにおける2018年ASJA-ASCOJA国際シンポジューム

ASJA – ASCOJA国際シンポジュームは東南アジアにおける各日本元留学生協会により実施された一連のイベントであり、日本外務省、ASJA、ASCOJAの協力の下で2015年より実施された。第1回目のシンポジュームは「日本と東南アジアの教育(JASE 2015)」のテーマーで在ベトナム日本元留学生協会(JAV)により実施された。この4年間でASCOJAのメンバーは11回の国際シンポジュームを主催した(ベトナムでは2回目のJASE 2018が行われた)。今回のシンポジュームはタイで2回目、第12回国際シンポジュームとして行われた。この次は引き続き10月にカンボディア、12月にインドネシアで 行われる予定である。チャン・ティ・トゥ・トゥイハノイ貿易大学日本語学部長(JAV執行委員)とヒュン・フー・ヒエンJAV情報班長・執行委員はJAVの代表として同シンポジュームに出席した。

バンコクの国際シンポジュームは「グロバル化時代における人材養成の開発のための言語能力と文化理解能力」のテーマにより実施され、約150名が出席し、討論した。佐藤次郎事務総長は同シンポジュームに出席し、開会挨拶をした。

開会挨拶の後、深澤伸子JMHERAT(Japanese Mother Tongue and Heritage Language Education and Research Association in Thailand)研究家は「多言語・多文化」の代わりの「複言語・複文化」の概念について意義の深い学術的な公演が行った。
日本語教育に関する討論セクションにおいて、タイ、ラオス、インドネシア、フィリッピン、ベトナムとカンボディアの5ヶ国の代表者は発表した。

トゥイー学部長はハノイ貿易大学におけるPBL方式応用の日本語教育状況について紹介した。PBLは新しい教育方式であり、学生さんが日系企業の実際の就職状況の体験を通じて企業の強みと弱みを調査し、企業に対して意見を貢献することができる。PBLの最終的な目標は学生にとって適切な就職先を見つけること、日系企業の雇用比率を高めることである。この発表内容は同セミナーで高く評価された。

パネルディスカッションは「21世紀の若者達の言語能力と文化理解能力を高めるためのアセアン各国と日本の協力を促進することに当たってACOJAがどのような役割を持つか?」のテーマで実施し、トゥイ先生は「日本との協力だけではなく、ASCOJAは各国の横の連携を強化し、若者達の言語能力と文化理解能力を高めるためのディスプレイの場を作ればよいではないか」のアイデアを提案した。トゥイ先生の意見はASCOJA各国の代表者に賛成され、佐藤事務局長に高く評価された。

今回の国際シンポジュウムのホストであるタイ元留学生会(OJSAT)は来客の歓迎、各イベントの主催、特に同シンポジュームの実施に当たって最良に完了した。タイ元留学生の温かいもてなしは間違えなく参加者の心の中に深い印象に残った。

“ウェルカムディナー”でのグループ写真

会議での会議で撮影した写真

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